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ナースのオフタイム
vol.20 パニックを克服し、プレッシャーを力に変える
プレッシャーはあなたの力を高める?
誰の手のひらにも、ちょっと不思議なチカラが宿っている

 ミーティング中に突然で意見を求められて訳の分からないことを言ってしまったり、もう後がない試験にのぞみ、頭の中が真っ白になってしまったりなど、緊張のあまり失敗した経験はありませんか?
 また、緊張でプレッシャーがかかることを失敗の原因のように思う人もいるかも知れませんが、ちょっと待ってください。スポーツ選手がプレッシャーのかかる本番にいつも以上の結果を出すなど、プレッシャーは成功の要因のひとつでもあるようです。一体プレッシャーとはどういう現象を指すのでしょうか。今回はその仕組みに迫り、力をプラスに引き出す方法をご紹介します。

マイナスにもプラスにもなる!? プレッシャーのメカニズム

 プレッシャーがかかった状態というのは、ひと言でいうなら自立神経の乱れた状態。交感神経だけがどんどん活発になり、副腎皮質ホルモンが分泌され、体内の血流量を上げていきます。血流量が上がると、基本的に酸素や糖などを全身の細胞が吸収しやすくなって体は活性化します。ところが、上がり過ぎてしまうと、逆に細胞にエネルギーが行き渡らなくなり、筋肉の活動が鈍り思考力が落ちてしまうのです。自分自身で自立神経のバランスを整え、血流が早くなり過ぎないようブレーキをかけられると、プレッシャーはきっとあなたの力を引き出すカギになるでしょう。

プレッシャーがかかると、体はこう変化する
心拍数70 平常時

プレッシャーを感じると、やる気物質と言われる「副腎皮質ホルモン」が分泌される。

心拍数80〜100 能力アップ

心拍数が上がり、細胞が酸素や糖を効率よく取り込むため、脳や肉体が活性化する。

心拍数120

血流が早くなりすぎ、細胞が酸素や糖を吸収できなくなるため、体の活動がにぶる。

パニックを克服し、潜在力を発揮する3つの方法

 プレッシャーでパニックになる原因を考えてみると、それを回避する方法が分かります。プレッシャーに弱いと悩んでいる人は、ここで紹介する3つの方法にレッツチャレンジ! パニックを克服して、いつも以上の力を発揮しましょう。

■ バンザイしながら鼻呼吸

私たちは緊張すると呼吸数が増え、無意識のうちに呼吸しやすい口呼吸に切り替えています。ところが口呼吸では肺に送られる空気の量が少ないので、脳は次第に酸欠状態に。これを解決するには、意識的に鼻呼吸をするのが効果的。 バンザイをしながらだと横隔膜が動き、副交感神経を刺激できるので、より効果的に緊張をほぐすことができます。

1. 足を肩幅に開き、手を挙げたまま4秒かけて鼻から息を吸う。
2. 8秒かけてゆっくりと鼻からはき出す。

■ ホットタオルで三叉神経を刺激

体の中心にあって直接刺激しにくい副交感神経は、体表にある三叉神経を刺激すると効果的。交感神経と副交感神経のバランスを正常に近づけられます。

温かいおしぼりをまぶたや首の後ろに当てる。

■ 普段から、左半身を使う

本来、右脳で処理するべき内容を左脳で処理してしまい、脳がパンクしてしまうのもプレッシャーに弱い人の傾向です。普段から意識的に左半身を使って右脳を鍛え、脳のバランスをよくすることを心がけてください。

歯磨きなど、簡単な動作を左手で行う。
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