


「しまった!」と思ったときはすでに時遅し。ついうっかりで、普段では考えられないミスをしてしまい「自分はどうしてこんなに集中力がないんだろう」と落ち込んだことはありませんか?その集中力は、“ある”“ない”ではなく、緊張とリラックスのバランスが生みだす誰にでも備わっている力なんです。もちろん、あなたにも備わっているので、引き出すコツさえ知っていれば、自由に使うことができます。今回は集中力のメカニズムと引き出すコツをご紹介。仕事や普段の生活で活用して、できるナース、できる女性を目指してくださいね。
日本のオリンピック選手複数人に「試合で最も大切なことは?」と尋ねたところ、なんと約90%の選手から「集中力」と返ってきました。アスリートの方々は、集中力がミスを防ぐだけでなく、自分の最高のパフォーマンスを発揮させてくれる力があることを知っているのです。これは、アスリートに限ったことではなく、誰もが同じです。昔から、火事場の馬鹿力といって、緊急事態には考えられない力を出すことが知られていますが、これも集中力による力と言われています。
では、自分の中に秘められたすごい力は、どうしたら引き出せるのでしょうか。私たちの体は、目的に必要な感覚が適切な仕事を行い、協調し合うことで働いています。例えば、本を読むときに一番働いているのは、視覚です。この場合、視覚自体がフル回転することはもちろん、その他の感覚は視覚を働かせるために活動を抑制しています。この感覚の活動と抑制による絶妙な協調がいつも以上の力を発揮するポイントなのです。
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メカニズムが分かれば、あとは集中力を引き出すコツの練習です。ここだ!というときに集中力を引き出すための簡単トレーニングをご紹介します。
●残像集中法
1.目の前のロウソクの炎を20秒間じっと見つめ、まぶたを閉じる。
2.まぶたの裏に浮かんだ残像を、消えるまでじっと見つめる。
これを毎日続けていくと、ロウソクがなくても目を閉じるだけで残像が浮かぶようになります。 集中力を引き出したいときに、その場で目を閉じて残像を思い浮かべてください。すると自然に集中力が高まって能率がアップしますよ。
●座禅呼吸法
1.頭のてっぺんがまっすぐ天井に向くように背筋を伸ばす。
2.リラックスするために腹式呼吸をしながら、おへその下3cmほどのところ(丹田)を意識し、そこで呼吸をするつもりでできるだけゆっくり息を吸って吐く。
吐く息は、吸うときにかかった2倍の時間をかけて吐くようにする。呼吸は吸ってから吐くのではなく、吐いてから吸うイメージで。できるだけ大きく吐くように心掛けること。
・頭の中で1〜10までを暗算で足していく。
(1+2+3…+10=55)
・お財布から硬貨を出して、テーブルの上に立てて並べていく。
種類の違う硬貨が多いと効果的。
・毎朝時間を決めて針で布を縫う「運針」をする。
学力がアップしたという学生さんの声も。
下の5つを意識すると、より効率よく集中力を高めることができます。どうしても集中できないという人はもう1度、一つひとつの条件を確かめて再トライしてみてください。





集中しやすい場所は…
昔から物事を考えるのに最適な場所は、「三上」と言われてきました。現代に置き換えて考えてみると、なんとなく納得しちゃいますね。






