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ナースのオフタイム
vol.2 ストーブやエアコンの使いすぎが冷えを進行させていた!?
ストーブやエアコンの使いすぎが冷えを進行させていた!?

 この時期、女性なら誰もが頭を悩ませる冷え。手足が冷たくて寝つきが悪い、すぐに肩が凝るなどの症状に毎年、おっくうになっている人も多いでしょう。でも、寒いからといって、暖房をガンガンにかけて対策していませんか。実は、暖房の使い過ぎは、一時しのぎにはなるものの、体自身が持つ体温調節機能を低下させ、逆に冷えを進行させる原因にもなっているのです。今、ドキッとした人は、要注意! 今回は暖房の使いすぎで、体がどう変化するのか、どうすれば効果的な対策になるのかを紹介します。ぜひ今日から試してみてください。

自律神経の乱れは、体の温度調節装置の故障

 自律神経には体内環境を整える働きがあり、体温のコントロールもその一つです。気温が上がった時には、体温が上がりすぎないように血管を拡張させて熱を放出したり、気温が下がった時には血管を収縮させて熱の放出を防ぎます。この自律神経が乱れると、温度調節がうまくいかず、ますます冷えが進んでしまうのです。

暖房に慣れてしまうと…
 冷えを感じたとき、暖房器具の力で体を温めることが続くと、自律神経がマヒ。正常な働きを失ってしまいます。
 自律神経が正常に働いていると多少冷えても、熱の放出を防ぎ、すぐにカラダが温まりますが、自律神経の働きが乱れていると、血管の収縮が鈍いため、どんどん熱を逃がしてしまうことに。

半身浴で自律神経の乱れをリセット!冷えに強い体をつくる

 自律神経を正しく働かせ、冷えを対策するには、ゆっくり長めの半身浴がオススメです。全身浴で温まらないと思っていた人も、時間がなくてシャワーだけで済ませていた人も、ぜひ試してください。

あたため効果で冷え対策

体を温めるには、肩まですっかりお湯に浸かった方がいいように思いますが、本当は“頭寒足熱”の状態をつくる方が血の巡りがよく、冷えた体を温めるのに効果的です。

リラックス効果で冷え対策

半身浴中は、睡眠中と同じ副交感神経が働き、神経がリラックスするので自律神経の乱れを解消するのに最適です。

半身浴の入り方
●お湯の温度は38〜39℃程度
交感神経から副交感神経へ上手くスイッチを切り替える適温は、38〜39℃。日本人は40℃以上の熱いお湯を好みますが、その温度では皮膚が熱さを入れまいとかえって収縮し、交感神経が働いてしまい、リラックスできません。
●浸かる時間は、20分から30分
熱すぎでなければ、20〜30分程度入っていてものぼせることはありません。体の芯まで温めて、心地よい汗をかき、新陳代謝も促しましょう。寒い間は乾いたタオルを肩に掛けるようにしてください。

暖房だけに頼らない冷え対策

 仕事中や就寝時、冷えに悩まされるときは、できるだけ暖房の設定温度を上げる前に、運動などで対策してみてください。体の仕組みを知って行えば、ただ手足をさするより、ずっと効果的に暖めることができますよ。

1.普段から、足のポンプを鍛えておく
足には下半身に溜まった血液を体中に送るポンプの役目をする筋肉があります。冷えに強い体をつくるには、普段から階段などの段差につま先だけをのせ、かかとを上下に動かしてこの筋肉を鍛えてください。

2.ブルッときたら、お辞儀で体を温める
背中周辺には体の中心温度を感じる場所があり、そこを温めることで末梢への血流量を増やすことができます。まっすぐに立ち、深いお辞儀をを20回程度繰り返してみてください。これだけで血行がよくなり、中心の冷えが緩和されます。

3.寒くて眠れないときは、レッグウォーマー
就寝中は副交感神経にスイッチするので、血流が良くなり、体が温まります。その熱は足の裏などから放出されますから、寒いと言って靴下を履いて寝ると汗で湿り、反対に熱を奪ってしまうことに。就寝中は足先の空いたレッグウォーマーを使いましょう。

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